旬の味覚

honeymoon

2011年08月10日 22:50

このところ何回か、那覇にも行く機会がありました。
たまに行くと、やはり私の住む中部とは売っている物も違い、都会的で
楽しいです。
お金があればお買い物をして帰りたいところですが、今は半ば無収入状態
ですから、お昼ご飯だけ食べて帰ることにいたしました。
「那覇でしか食べられないおいしいものがいいな~」と探しておりましたところ
目に付いたのが鰻です。
以前に書きましたが、大好物の鰻が食べられなくなっておりました。
今ではあの忌まわしい記憶も薄れ、久しぶりの鰻ランチとなったのでした。
たれは甘すぎず、ちゃんと肝吸いもついて、一気に完食いたしました。

鰻重のおかずに白焼きでもOKな私ですが、やっぱり鰻は夏の味覚ですね。
さて、我が家の名犬キンタロウの夏の味覚といえば、それはセミです。
日本に帰ってきて、しばらく実家で暮らしていましたが、ある夏の日、散歩
途中で死んだセミを発見し、匂いをかいでいたと思ったら、いきなりパクリと
食べてしまいました。
それも、サクサクとおいしそうな音を立てながら。
ちょっと心配になり、実家のご近所さん(この奥さん、サルーキーという
ゴージャスな犬を飼っています)に相談すると「たんぱく質の補給だから
心配ないよ~」との返事。
「サルーキーがセミ食べて問題ないんなら、うちの犬が食べても平気か~」
と安心いたしました。
因みにそのサルーキー、近所の公園の落ちたイチジクも食べるそうですので
単に食い意地が張っているだけかもしれません。

で、キンタロウの話に戻りますが、どんなセミでも言いわけではなく、食べる
のはアブラゼミに限られています。
透明な羽をした、もっと珍しくて上等そうなセミには見向きもしません。
おまけに、私が親心を出して、死んだアブラゼミを見つけてキンタロウに与え
ても、匂いをかいで気に入ったセミしか食べないのには驚きました。
妙なところでこだわりがあるようです。
人間に例えれば、B級グルメでしょうか。

去年まではキンタロウしか食べなかったのに、今年はヨウカンも加わり、2匹で
上物のアブラゼミを見つけては、先を争って食べています。
さすが姉弟だけに、食べ物の好みも似るもんだな~と感心したのでした

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